塾長 森田との対談<その1>

■司会 初めまして、森田さん。本日は絶対に失敗しない起業法についてお聞きしたいと思っておりますが、実際のところ、そんな方法はあるのでしょうか?
■塾長(森田) そうですね、正確には絶対に失敗しないのではなく、もし失敗したとしても被害を最小限に食い止める事が出来るので、失敗にはならない方法というのが正確な言い方かもしれません。
■司会 なるほど、では早速その方法について教えてください。
■塾長(森田) ハイかしこまりました。まず、エンジニア出身で会社設立・起業する人は失敗しやすいタイプといえます。具体的には、
「○○の分野でもっと使いやすく、安価な製品をつくれば絶対に売れる! 私にはそのつくる技術がある。だからその分野で独立するんだ!」
といって独立しますと失敗してしまいます。
■司会 えっ!? どういう事ですか? 問題はないように感じますが・・・
■塾長(森田) 確かに上記の独立は決して間違いではありません。ただし順序を間違えています。エンジニア出身の方が独立する場合、ほとんどのケースがつくってから売り始めます。
■司会 そうですね。 それが何か問題でも?
■塾長(森田) そこが問題です。つくって、もし売れなかったらどうなるのでしょう?
■司会 独立が失敗といえますね。
■塾長(森田) そうです。でもその場合、被害が大きすぎるのです。投資したコストと貴重な時間が無駄になるからです。もし他の人から出資を受けていたらなおさら最悪です。
■司会 おっしゃる通りですね。
■塾長(森田) つまり失敗を最小限にするためには、つくってはいけないのです。
■司会 つくってはいけない? ではどうやって売るのですか?
■塾長(森田) つくる前に売ってみて、売れるようであればつくるのです。そして、
「ベータ版まで出来上がっておりますが、出来上がったら購入されますか?」
と営業をまずするのです。これで失敗が防げます。
■司会 なるほど! それであれば被害は最小限に抑えられますね。
■塾長(森田) その通りです。更に、もしつくる前に売り始め、売れた場合も実はつくってはいけません。
■司会 えっ! それはどういう事ですか? どうやって納品するのでしょうか?
■塾長(森田) これについては、塾長 森田との対談<その2>でお話ししましょう。
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著者:株式会社グリーンツリー 代表取締役 森田健太郎
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